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邦題「ぼっけえ、きょうてえ
三池崇史監督の、マスターズオブホラーの1作品。
この監督は他に、「中国の鳥人」やリメイク版「妖怪大戦争」の監督。来年は「龍が如く」の映画版も。
元々このシリーズは、この作品が観たかったのだ。
以前、原作の小説が怖いと聞いたので読もうと手に取ったのだが、岡山弁で書かれていて、怖がる以前に読めなかったのであった。


お洒落なデザインの日本に来た外人さんが、お気に入りの女郎を迎えに遊郭島に行くも、その女郎が見付からず、島に一晩滞在する羽目になり、そこで買った顔の半分に障害を持つ女郎から、お気に入り女郎がどうなったのかを子守唄に聞くお話。
表現としてはホラーよりもSMだった気がするが、良く見るとぼんやり霊が映ってる日本的演出は好感。
原作とどこまで同じなのかは分からないが、終盤一気に別次元のホラーになるのには驚愕。ある種本当の大どんでん返し。えー、今までの折角良い流れが台無しかよ、と。あんなオモチャ候じゃなければまた印象が変わったかもだが。


お洒落デザインは着物だけでなく、何故か髪の色も。
基本的に女郎は赤髪で、語り部のヒロインは青。日本=アニメ、なのか?
ちょっぴり感動したのは腋毛まできちんと赤。