DARK WATER

ダーク・ウォーター プレミアム・エディション (初回限定生産)


仄暗い水の底から
離婚した母親が幼い娘を連れてマンションにお引越し。
ところがそこには娘と同い年の少女の霊が居たのだ。
部屋を決める前からいかにもなんか出そうな雰囲気だったり、天井には謎の染みがあったりしたのに、拾ったキティちゃんのバッグをゲットしたいが為に娘が駄々をこねて住むことになっちゃったり、霊現象の影響か、過去のトラウマを思い出して泣きながら眠っていたところを娘に起こされ、「それ怖いからやめてくれ」と云われちゃったり、そんな他事に気が回らない中少女の霊に懐かれちゃったり、子育てって大変だな!って思う映画。


日本版は日本映画の駄目なところを集めたようなさっぱり怖くない作品だったが、リメイクのこちらは、全体的に不気味な雰囲気が漂ってて、アメリカ産なのに日本のホラーみたいな禍々しさが出てる。
無理に観客を怖がらせようとするのではなく、ホラーな中での母と子の愛情話になってるのも、すっきりと落ち着いた恐怖があって素敵。