降霊

本当の幽霊っぽい演出をすると聞いたので観てみた。
まあ本当の、とは云っても、霊感のある人がそれっぽいと云っただけみたいなので、本当に本当だか知らないけど。
しかし別にそう特別な演出だった訳でもなく、よくある表現だったと思う。あーでも足の無い幽霊なんて映画で見たの初めてかも。

音響技師の夫と霊感のある妻。
妻は心理学を専攻してる学生に協力して降霊術をしたりするんだけど、どうせ変な目で見られるからと消極的。
ある日夫が外の音を録音してた時、誘拐犯から逃げてきた女児が、夫の機材のケースの中に隠れる。気付かずにケースの鍵を締めて自宅に持ち帰る夫。そしてそのまま放置。
妻が霊感で女児を発見するも、それをどう警察に伝えるか困り、挙句、女児を別の場所に置いてそれを霊能力で見つけた事にして、一花咲かせようとする。ところがあれこれしている内に女児は衰弱死。
あとはグダグダ。
心霊というホラーよりも、哀れな妻とそれを支える夫という人間ドラマに比重が傾いてて微妙。