MANGIATI VIVI!

食人帝国。
行方不明の姉を探すため、ベトナム脱走兵を雇いニューギニアのジャングルへ。苦労して姉を見付け出すも、姉はサディストなカルト教祖に騙され、教団の集落に囚われていたのだ。
え、食人族は？と思ったら、その集落の周辺に住んでるから、ここから逃げ出そうとしてもどうせ奴らに食われるだけなのだグハハハ、と。メインじゃないのだ。折角助けた姉は食べられちゃうけどね。
で、なんとか自力で脱出。襲い来る人食い人種。もう駄目だ。その時、主役が金持ちだからか、国が動いて助けが来る仕様。便利。そして迎えに来ただけなのに、吃驚してもう駄目だーと集団自殺しちゃう教団は、どう見てもガイアナ人民寺院事件が元ネタなのだ。

驚いたのが、「食人伝説」の1シーンをそのまま使ってるところが結構あった事。お陰でシーンが噛み合わない、ってかこれいいのか？
それ以外はテンポも良く、話もそこそこまともで充分楽しめた。