killer7

killer7【CEROレーティング「Z」】


所謂須田ゲー。
発売前から「これは買わなきゃ」と思ってたはずなんだが、いつの間にやら記憶から抜けて、今更。
お陰で1500円で買えたんだけれども。


多重ならぬ多層人格で形成された殺し屋集団を操作して、依頼をこなしていくゲーム。
方向キーを使わず○ボタンのみで移動、道が分岐してるときや調べるものがあるときだけ、選択肢を決めるかのように方向キー入力、という操作に慣れず初めは苦戦するが、慣れると結構快適。
でもロードが長いのでプレイ中の快適度はそうでもない。マップ移動だけじゃなく、キャラ切り替えでも結構時間掛かって大変。
移動中に笑い声がすると敵が居る合図なので戦闘開始。これはあんまり面白くない。
移動無しのFPSで、まずは見えない敵をサーチして視認出来るようにして、接近され自爆される前に弱点を突いて倒すのが基本。
簡単なときは簡単なんだけど、前にしか敵が居ないと思ってたら後ろから自爆されたり、位置が悪いとぼこぼこに。
で、うっかり死んじゃった場合、その位置に生首入りの紙袋が落ちてるので、戦闘に不向きなキャラに交代して回収後、復活。時々紙袋がごそごそと動いてるのはなんだろう。
須田ゲーってのはムーンライトシンドロームしかやったことないんだけど、この生首紙袋とか、エピソード毎のタイトルの表現とか、ロード画面かなにかの満月とか、同じ人が作ったってのが良く分かる。
この辺の演出は大好きだ。
ちゅわけで、あんまり楽しくないガンシューティングをしつつ雰囲気を楽しむゲーム、みたいな。


プレイしてるのはPS2版で、GC版のほうが表現の規制が甘いみたいだけど、PS2が厳しいことより、GCでこの表現OKなんだと驚くほうが強かったり。
因みにPS2版だと、このシーンは声無しでテクノが流れてるので、踊ってるだけにも見える作り。
音量注意。