Dia de los Muertos

ウエスト・オブ・ザ・デッド


エスト・オブ・ザ・デッド。
西部劇+ゾンビという宣伝文句はインチキでしかないし(例の如く、日本での販売会社がピント外れな邦題付けと宣伝をするからだけど)、ゾンビ物としても不満足な代物だけど、娯楽映画として観ると、全く期待してなかっただけになかなか。


主人公とその恋人が旅行中にトラブルでメキシコのとある村に足止め。その村は、開拓時代に宝を独り占めしようとして村人が皆殺しにされた村。その怨念が、メキシコの記念日である「死者の日」に、ゾンビっぽいものとして蘇り、主人公達や援軍として呼んだ友人カップルが巻き添え的に襲われるお話。
ゾンビはあくまでゾンビに見える怨霊であって、噛まれてもゾンビ化せず。噛まれてリタイア気味の主人公に代わり、ヒロインがラスボスに立ち向かうのだが、ラスボスの瘴気に当てられて血を吐くところなんか、滅多にない演出だけに素敵。


ホテルに篭城しながら脱出しようとする際、友人女が入り口近くに車を乗り付け、友人男がダッシュでその車に乗り込もうとするとき、入り口近くの運転席側は殆どゾンビが居ず、回り込まないと乗れない助手席側にはゾンビ大量なのに、わざわざ助手席側から乗ろうとして当然の如く食われちゃったり、ツッコミどころが色々あるのは仕方なし。