FINAL DESTINATION 3

ファイナルデッドコースター。
販売用はDVDの機能を使ったマルチエンディング版もあるみたいだけど、レンタル版は残念ながらそんなもん無しの一本道。
まあどうエンディングが変わったところで、定められた死からは逃れられない、って物語なんだけれども。

死のピタゴラ装置第3弾。
今回はジェットコースターの事故を予知して回避したところから、回避したら駄目だよちゃんと死ぬように、という見えない悪魔の修正開始。
で、なんとか頑張って死を回避しようとするんだけど......と、それ以降は毎度のパターン。
しかしこの映画はストーリーがどうなっていくかを楽しむってより、死が近付く度にそれを予兆させるようなことが起こるのと、その後どういうコンボを食らって死んでいくかを楽しむ映画なので問題無し。

1や2に比べると、イマイチだったかなという印象。
グロ度がアップしてたり、最初のお祭りのような大惨事以外の大惨事が出てきて派手さが増したり、その辺りは良かったんだけど、その人物がどんな奴なのかという人間性があまり描かれないままのリタイアが続くため、どうにも淡々と死んでいっただけに見えたのが残念。