アルスラーン戦記 12 暗黒神殿 / 田中芳樹

暗黒神殿 アルスラーン戦記12


著者のことばに、昨年に続き今年も新刊出て、来年も出そうでまずい、というようなことが書いてあるけど、このハゲ御大に関しては全然笑えねーお言葉。
新刊じゃなくて完結を待った方が苛々しなくていいんだろうが、そうすると読む気が無くなりそう。読まないのは、それはそれで惜しい。
術中。


ほんのわずかだけど、終わりが見えてきた巻。
戦記物としてはなんだか落ち着いちゃってて、蛇王相手ばかりなのが物足りない。銀英伝の地球教みたく、暗躍するばかりな勢力って、どうも苦手だ。
あと4冊か。
色々死亡フラグっぽいのが立ってたが、銀英伝のように、もう1人のハゲ御大のように、皆殺しモードに入るのかしらん。



出版社を変えてから、挿絵が末弥純の画風を丸パクリの人。
初めは本物と間違え、慣れた今でもうっかりしてると勘違いしちゃうのだが、今回、遂に真似しきれなかったのか本性を出してしまったのか、これは酷い、という挿絵が1枚。真似するなら最後までしきってくれよ。
油絵の方は塗りの稚拙さですぐ判断出来るんだがなあ。
騙されないぞ。