徳川女刑罰史

40年近く前の邦画。


兄妹近親相姦だとか禁じられた尼さんの恋だとか、そういう愛憎劇のもつれで人を殺めちゃった人達が拷問受けたり処刑されたりする話。
テレビでやるような時代劇に比べれば過激だが、それでも拷問部分は適当なもので、メインは愛憎劇の方。拍子抜け。
悲鳴だけはいっちょ前だけど、演技としては全然痛くなさそう。んで、詳しくはないけどそれは効果薄いだろうって演出が目立つ。尼さんの役だからって新人女優を丸刈りにしといて、他の尼さん役はカツラな方が酷い。エイリアンみたいな頭になってるよ。
最後の話、彫り師が、切支丹の南蛮女性達が拷問される姿を見ながら誘拐した女の全身にその地獄絵図を彫る話はそのショボい拷問映像を無視してもなかなか面白かった。
タイトルはアレだけどとても女性に優しい映画。


本編は拍子抜けだったけど、予告は実に楽しい。
ハレンチ女優続々登場、出演スター続々と失神!肝っ玉女優こと某、フンドシ女優こと某、バスト103プリンプリン女優こと某、挙句こんな責め苦が見れますよと色んな拷問名を羅列して煽るだけ煽って柔肌に食いこむ縛りの数々。
まあ中身はちょっと違う訳だが。
古い映画ってことで、つるつるした芦屋のガンちゃんが見れただけで楽しいけど。