女囚701号 さそり

女囚701号 さそり


昭和47年の作品。
生まれてない。


川島よしおの4コマ漫画「グルームパーティ」に「さそりちゃん」というキャラが居るのです。
ロングヘアに吊り目の女の子。基本的に無表情で、片頬を吊り上げてにやりと笑う素敵キャラ。
その元ネタってことで長いこと気になってたんだけど、この時代の邦画って。
でも遂に手を出してみたのです。
うむ、これは「さそりちゃん」が生まれた理由が分かる気がする。
やはり梶芽衣子はいい女である。


刑事である恋人に騙され刑務所に入れられたさそりが、看守に他の受刑者に苛められながらも脱獄を繰り返し、復讐を果たそうとする。しかし命の危険を感じた恋人の魔の手も迫っていたのだ。
なんてキルビルの元ネタなストーリーはどうでもいいんだけど、その演出が、古い映画故のツッコミどころも含めて面白い。当時にしてみればかなり斬新だと思う。
でもそれ以上に梶芽衣子なのだ。


続編も観ねば。