KING KONG

キング・コング 通常版


ジュラシックパーク4。
評判良かったみたいだし、期待もしてたんだけど、これがなかなか突っ込みどころ満載な代物。
ストーリー上必要無い話をだらだら流し、必要な(と思える)シーンはスルー。特に最初の50分はただの苦行。さあお待たせのおっきいゴリラさんですよ、といわれても、時既に遅し。もういいです状態。
そんな調子で3時間越えの作品。
頭おかしいんじゃないのかと思ったら、ロードオブザリングの監督と知り納得。無理矢理伸ばすの好きみたい。ブレインデッドはテンポ良くって痛快だったのになあ。


ヒロインを片手に、恐竜相手に戦う大きいゴリラ。そんなにぶんぶん振り回したら、例え力いっぱい握り締めちゃわなくてもヒロインの首の骨折れるよね。
そんな揉みくちゃにされても、その後ジャングルの中を逃げ回っても、汚れひとつ付かないヒロイン。アイドルはうんこしない的な表現だろうか。
そんなバリア張ってるヒロインを探す連中も、初めて目にする広いジャングルを勝手知ったるなんとやらみたく適当に歩いて適当にヒロイン見付ける始末。
ちゅか大きい猿よりも恐竜が生きてた方が凄くない? 新種の虫とかも居たよ? なんでゴリラのみに拘るの?
市街地で暴れるゴリラ。でかいのが大暴れしてるのに、わあ怖い怖い(棒読み)となんとなく逃げてみてるエキストラ。役者だね。


もしも噴飯物Z級映画に映像技術とお金を湯水のように与えたら。