Salò o le 120 giornate di Sodoma

パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版)


ソドムの市。
ナチス占領下のイタリアで、権力者達が少年少女を暴力で集めてうひひひ。


少年少女達が館に集められ、権力者達に宣言される。
これからお前らはわし等と色々変態行為をしてもらうけんね。もう男色でもなんでもありだもんね。普通の男女の行為なんかしたら足ちょん切るぞぉ。
なんてわくわくさせる始まりから一転、実際に行われるのは娼婦のおばさんの昔のエロ話を聞いて興奮したり、その話の真似をしてみたりするだけ。
無理矢理少年と少女を結婚させ、さあわしらの前で初夜を迎えなさい。と、渋々従う少年らに、ああ!やっぱ無し、わしらが犯す!
客とのスカトロ話を聞いたら、よーしお前らうんこしろ。んで皆で食おうぜ!これぞ高尚!
余程気に入ったのか、その後ずっとうんこ。
ガキか。
そんな中途半端なことばかりしてるから、普通に男女で仲良くなるのが増えて、もういい!みんな死んじゃえ!となって、頭の皮剥いだり舌ちょん切ったり。


なんちゅうか、一応マルキ・ド・サド原作だし、もっと背徳とか耽美とか退廃とか終末感を期待してたんだけど、これじゃただの馬鹿丸出し。