HOUSE OF WAX

蝋人形の館。
同内容の映画はこの作品で3作目だそうだが、初めて観た。
リメイクのリメイク？

浮かれた若者達が蝋人形館に迷い込んで怪人に襲われて次々と殺されてヒロインだけ助かってめでたしめでたし、と思いきや...ってとこで終わるんでしょ？
王道ネタも大事だよね。新しい作品だから映像も綺麗だろうし。などと思っていい加減に観てたんだけど、いや、かなり面白いじゃないか。
確かに大筋では王道パターンなんだが、細かいところで予想を裏切る展開が続いて、意外と先が読み難い。
無駄にグロい（というより痛々しい）ところは好き嫌いが分かれそうだが、個人的には、追われるホラーはそれくらいないと危機感が無い気がして、満足。
怪人としてはパワー不足だったかなあと思うが、他に見るべきところがあるし、そんなに気にはならなかった。

王道といえば、ヒロインは勿論薄着で胸が大きくてたゆんたゆん。
でもぎゃーぎゃー叫ぶことはあまりなく、逆に武器を取りしっかりと立ち向かう辺りは、今風なんだろうか。

いい加減に観始めた理由のひとつがパリス・ヒルトン登場なんだけど、予想外に頑張ってた。
しかしこの人が動いてるのを初めて見たのが流出したハメ......まあいいや。