妖怪大戦争

全く期待せず、まあ動いてる妖怪どもが見られればいいやと思っていたのと、先に荒俣の小説版を読んでいたのもあって、結構面白かった。
いや、良し悪しの前に、あー日本映画なのに頑張ってるなあと努力を先に感じたり。
小説版が頭で考えて楽しむタイプだったのに対して、これは目を使って映像を楽しむタイプ。良い意味での区別がなされていたのもポイントかも。
小説以上に子供向けな内容になってるけどね。

諸手を挙げて面白いと云えない理由は、劇場公開前から思っていたけど加藤保憲。
バッテリーがビンビンなぬらりひょんの棒読みも、ヒロインがSIREN2の腹芸女でちょっと嫌だったのもあるけど、やっぱり加藤。
あんな蛙が潰れた時の声を出す棒読み大根似非加藤なんぞ犬に食われてしまえ。なんで嶋田久作じゃないのだという以前の問題だったのだ。
何故かオナペッツのコスプレをしていた栗山の人は良かったです。

作品とはあんまり関係無いんだが、主人公の子役。他の作品に出てる時も思ったんだけど、どうも彼を見てると、ショタっ気に目覚めそうになって恐ろしいのだ。
あんな子もその内ムサいおっさんになるのだと思い、抑制。