SIREN

購入当初、余りの鬼難度に挫折。
埃を被った状態で放置。
今回、2をクリアしてこなれたところで再戦。
そしてクリア。フルコンプ。あ、タイムアタックはしてない。する意欲がない。
血反吐吐いたよ。


ちゅ訳で、2と比較しつつ適当に感想。
話は圧倒的に1の方が面白い。1の後だと結構2が酷く感じる。設定的なモノも関係してるんだろう。キャラ自体は2も立ってるけど、敵の在り方が朧だったんじゃないかと。
システム面は、改善された分、2の方が圧倒的に便の良い状態。いちいちアイテム拾うのに△押して「拾う」コマンド選ばなきゃいけないのって辛い。△「鍵を開ける」→△「車に乗る」→△「鍵を挿す」→△「エンジンをかける」って、なんだよう。ちょっと味わい深いけどさ。
リンクナビゲーターも、2で大分使いやすくなったと知る。1はどこのシナリオの終了条件2が開放されたのかさっぱり。
難易度としては、大体何すればいいか分かった2に比べ、普通そんな事しないだろう、気付かないだろうというのが1。攻略見ないとクリア出来ない。何も見ずにクリアした人が居るなら、それはきっと神様か気違いのどちらかだ。


ヒロインが実に良かった。綺麗な顔と声で二人称がお前。盲目。黒主体。ヒロインらしい言動。しかし頑張っても駄目の中で足掻く物語なので切ない。
ステージとしては、子供が屍人一家宅から逃げる話が面白い。ちっとも火が付かないライターに困る父、砂嵐のテレビに笑い、まな板に包丁を叩き付けながら笑う母、延々と床に落書きする娘。なんて生活感のあるゾンビどもだ。
そして安野依子 第3日/18:00に笑い転げる。ただでさえお笑い顔なのに、あの走り方は反則だ。オチも綺麗に落ちるし。


1の設定を知ると、映画版SIRENのアレは別に間違った解釈の仕方じゃないと思う。