聴了CD

チョーリョーて。
本と違って聴き終えるって事もなく定期的に聴いてたりするのですけれど、1枚ずつ感想を書くのは無理なぐらい溜まってしまったので、漫画本のようにまとめて今年聴いたCDの簡潔でやっつけな感想を今年のうちにとかなんとか。


以下ABC順。


A PERFECT CIRCLE / Emotive

EMOTIVE

EMOTIVE

日本盤はCCCDなので再生機が壊れます。
あ、これ本来なら去年の内に感想書くべきやつか。
Toolのメンバーが中心になってるからという理由だけで聴いたんだけど、一層暗い曲調。
ROCKの曲調は好きなんだけどあんまり元気一杯なのはね、って人にオススメなバンド。


ANTHRAX / Greater of Two Evils

Greater of Two Evils

Greater of Two Evils

あーこれも去年のだ...。
もうメタルはお腹いっぱいで勘弁して下さいなんだけど、これはセルフカバー集で、今更古臭くて聴けない曲を今風にアレンジしてあるからなかなか。


BOWLING FOR SOUP / Goes To The Movies

Bowling for Soup Goes to the Movies

Bowling for Soup Goes to the Movies

ロディックポップパンク、かな。
世に氾濫してる同ジャンルの中では良い方だけど、音が重めな割に曲調はポップよりで少し困る。


BREAKING BENJAMIN / We are not Alone

We Are Not Alone

We Are Not Alone

また去年のだ。
日本盤はCCCDなので再生出来ないかもしれない仕様。
当たりアルバム。ジャケ絵も素敵。
Nickelback系のロックだが、バラードだけが良くて後は代わり映えのしない本家に比べて、変化に富んでて素敵。


PARADE 〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK

PARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~

PARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~

BUCK-TICKのトリビュートアルバム。
トリビュートというのは、好きなミュージシャンが誰かのトリビュートに参加してる場合に聴くのが良いと思うのですね。逆だと、思い入れがあるから、他のミュージシャンが歌ってる事が気に入らなかったりと問題が発生。勿論、理想は好きなミュージシャンがこれまた好きなミュージシャンのトリビュートに参加してるってのが理想でしょうけど。
そんな訳で、BT好きとしては歪んだ思いが出るのは必至なので、極力冷静に、他人の振りして聴いてみた。そっとしておけばいいのかもだけど、特撮のナッキーが参加してたし。
意外と違和感は無いかなと思ったが、何曲か冷静に聴いても酷いのが。中でも「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」を歌った奴は100年早いから。恥ずかしくないのか。
あとはドラッグ最高を歌った(略しすぎ)「スピード」を沖縄っぽくリミックスした人。意味が分からん。沖縄はドラッグ天国だと云いたいのだろうか。
肝心のナッキーは良い塩梅。他にもKen Ishiiなんか相変わらずだし、黒夢の鼻の人なんかも意外に良いトリビュートで感心。


BUSH / Best Of '94-'99

Best of 94-99 (Bonus CD)

Best of 94-99 (Bonus CD)

いつの間にやら解散してたバンドのベスト盤。
名曲揃いなので解散したのが惜しいが、でも1stからどんどん下降してったよなあと思って、さようなら。
因みにボーカルは、ちょっと前から妙に売れ出したGwen Stefaniの旦那。
新しいバンドはまだ聴いた事がない。ちゅか店頭に並んでるのを見た事がない。


BUSH / Zen X Four

Zen X Four (W/Dvd) (Jewl)

Zen X Four (W/Dvd) (Jewl)

上記バンドのライブ音源集。
アコースティックが上手いバンドって良いよね。


CHERRY MONROE - The Good The Bad And The Beautiful

Good the Bad & The Beautiful

Good the Bad & The Beautiful

ロックンロール。
そこまで突き抜けたものはないが、安定したアルバムで聴き易い。


CKY / Volume 1

cKy, Vol.1

cKy, Vol.1

これは古めなアルバムだけど、今年買ったという事で。
ヘヴィロック。
1曲目「96 Quite Bitter Beings」のリフが最強なんだが(それに惚れてゲット)、それ以降が、うーん。
しかし音自体は悪くない。他のもその内聴いてみるか。


COLD / A Different Kind of Pain

Different Kind of Pain

Different Kind of Pain

変わらず良い、としか。
メンバーが何人か抜けて新しくなったみたいだけど、そんな気配感じず。
しかし抜けた先がEvanescenceナー。超天狗状態は未だか?


DEAN GRAY / American Edit


あーこれはAmazonにはないよなあ、そりゃあ。
とあるサイトでDL出来たんだけど、Green Dayの名盤「American Itiot」を勝手にREMIXして(マッシュアップというらしい)出しちゃった代物なので、レコード会社から訴えられてDL出来なくなったという。
Green Dayだけに限らず、NINやマンソンやエアロなんかの音源も上手に使ってて、これが出来の良い事。そりゃ訴えられるか。
詳しくはこちら。
http://www.americanedit.org/home/ae/


DEFAULT - One Thing Remains

One Thing Remains

One Thing Remains

あまり期待せず「あ、ロックだ」程度で聴いてただけだけど、結構良い塩梅。
ToolなボーカルでNickelbackなメロディで。


DEFTONES / B Sides And Rarities

B-Sides & Rarities (Bonus Dvd)

B-Sides & Rarities (Bonus Dvd)

タイトル通りB面集。
その割にまとまってるとは思うけど、元々フルアルバムでも曲の当たり外れが激しいバンドだからなあ。


DISTURBED / Ten Thousand Fists

TEN THOUSAND FISTS

TEN THOUSAND FISTS

3rd。
変わらない方が良いバンドと、何らかの変化をした方が活きるバンドというのがあると思うのです。
前者は大抵はパンク。後者はヘヴィネス系。
出来が良いのは良いんだけど、3枚目なのにまたこれかいってのがあり、飽きるのが早い。


EVANESCENCE - Anywhere But Home

Anywhere But Home (Bonus Dvd)

Anywhere But Home (Bonus Dvd)

はいまた去年のです。
ライブ盤。
天狗はさておき、ライブでも質の落ちないボーカルの声色は素晴らしい。
Kornの「Thoughtless」をカバーしてるんだけど、これまた結構良い出来で吃驚だ。


FINCH / Say Hello To Sunshine

Say Hello to Sunshine

Say Hello to Sunshine

悪くないけど特筆する事も無い感じかなあ。
BGMにはもってこい。


FOO FIGHTERS / In Your Honor

In Your Honor

In Your Honor

一部CCCD
Nirvanaは大好きだけど、こっちは好きな曲が数曲しかないのだ。しかも皆シングル曲なのだ。比較すると元ドラムの人が怒るだろうけど。
でもこのアルバムは結構好きな部類に入りそう。基本的にFFはアルバムになるとグダグダ感が漂うんだけど、これは意外と踏ん張ってる。


FUNERAL FOR A FRIEND / Hours

Hours

Hours

2nd。
1stを聴いた印象は、実力はあるんだけど楽曲がしょぼい感じ。
今回は遂に本領発揮し始めたのかという印象。最後までダレないし。
しかし毎度ジャケットのセンスがいいなあ。


GWEN STEFANI / Love, Angel, Music, Baby

Love Angel Music Baby

Love Angel Music Baby

はいはい、去年の去年の。
No Doubtのボーカルのソロ。
バンド自体が完全にポップス化してるのに、ソロもポップスでがっかり。
悔しい事に、歌唱力は素晴らしいので、それでもそれなりに満足な出来に感じるのだ。なんだか頭の悪そうな娘に受けそうな印象ではあるけど。
まあ要所要所に日本語がサンプリングされてるのは格好悪いと思いますがね。


HAWTHORNE HEIGHTS / The Silence in Black and White

The Silence in Black andWhite - Re-Issue W/Dvd

The Silence in Black andWhite - Re-Issue W/Dvd

あーこれは趣味が合わなくてどうでも良かった。
メロディが古いのがナー。
でもアコースティックの曲だけは別バンドのように素敵。


HEAD PHONES PRESIDENT / Vary/Vacancy

VARY

VARY

vacancy

vacancy

最近の日本のインディーズバンドに手を出してみた。
どこぞで紹介されていて試聴してみたところ、モロにKornの影響を受けてるバンドで、それでボーカルが女性だったので興味津々。
ギターとかドラムとか、頑張って初期のKornっぽくしてるよなあ。一部そのまんまのメロディライン使っててそこはどうかと思ったけど。まあ声の性別が違うだけで結構別物に聴こえるもんだ。
下のミニアルバムは真似っこが控えめになってて、ちと物足りない。


MEST / Photographs

Photographs (W/Dvd)

Photographs (W/Dvd)

4th。
ざっと聴いた感じでは2ndを越えたかと思ったが、聴き続けてたらやっぱ無理だった。
2nd>4th≧1st>>>3rdぐらい。
でもタイトルにもなってる「Photographs」の疾走感は見事。


NIRVANA / Sliver The Best Of The Box

Sliver-the Best Of The

Sliver-the Best Of The

以前発売された未発表曲、音源をまとめたBOXの、更にそれをまとめて1枚にした、ベスト?
いやらしくも更に未発表音源を追加して売る、その根性が気に入らない。
追加されたのは、「Spank Thru(1985 Fecal Mater demo)」「Sappy (1990 Studio Demo)」「Come as You Are (Boom Box Version)」の3曲。
「Sappy」だけはなかなか良いんだよなあ。ホント、いやらしい商法だなあ。


NO DOUBT - Everything In Time

Everything in Time

Everything in Time

はいまた去年の。
B面集。
やはり2nd、ギリギリ3rdまでの曲は良いなあ。
どんどんポップス化したお陰で、このCDでもその落差に違和感が。
絶対この声質はROCK向けだと思うのだ。


NO USE FOR A NAME / Keep Them Confused

Keep Them Confused

Keep Them Confused

パンクロック入門者用って感じかな。
たるい。


OUR LADY PEACE / Healthy In Paranoid Times

Healthy in Paranoid Times

Healthy in Paranoid Times

一部CCCD
あんまり期待せず聴いてたけど、痒いところにもうひとつ届かないっちゅうか。
ボーカルは好み。


OZZY OSBOURNE / Prince Of Darkness

Prince of Darkness (W/Book)

Prince of Darkness (W/Book)

帝王OZZYの曲も、CD4枚分も聴くとお腹いっぱいだぜ。


OZZY OSBOURNE / Under Cover

Under Cover

Under Cover

上の4枚組のカバー曲部分の出し直しだと気付いてショック。
関係無いけど、学生の頃はOZZYの声聞くと眠くなって仕方なかったです。


RAMMSTEIN / Reise Reise

Reise Reise

Reise Reise

うい、去年の。
ドイツの妙に男臭いインダストリアルバンド。
なんだったかキッカケを忘れたけど、聴いてみたらなかなかに独特のボーカル、楽曲でお気に入り。
6曲目の「Amerika」から7曲目「Moskau」がもったりと燃える。


RAMMSTEIN / Rosenrot

Rosenrot (Bonus Dvd)

Rosenrot (Bonus Dvd)

こっちは大人しめでいまいちかな。
元々「Reise Reise」に入れる予定だった曲をまとめたものらしいので、アウトトラック集とするとこんなもんか。


SEETHER / Karma And Effect

Karma & Effect

Karma & Effect

2nd。
悪くはないが、1stのインパクトを考えるとそれには負けるかなと。1stの、勢い勝負の曲と聴かせる曲の使い分けが好きだったのだ。


SHERYL CROW - Wildflower

Wildflower

Wildflower

なんだかロック色が完全に消えて、ただのポップスになっちゃった。
聴き易いけど、ポップスとしてどうなのかを判断する耳は持ってません。


SHINEDOWN / Us and Them

Us & Them

Us & Them

質が高くて当たりだった。
特別な特徴も無いんだけど、堅実な一枚。
3曲目の「Save Me」、4曲目の「I Dare You」は名曲。


SILVERSTEIN / Discovering The Waterfront

Discovering the Waterfront (Bonus Dvd)

Discovering the Waterfront (Bonus Dvd)

音は良いし曲調も好みなんだけど、(部分的に)ちょっとシャウトし過ぎ。


SMASH MOUTH / All Star Smash Hits

ALL STAR SMASH HITS

ALL STAR SMASH HITS

パンクにスカなど別ジャンルを混ぜた感じ。
ちょっと軽いかなーと思うが、BGMには陽気で良い塩梅。


STAIND / Chapter V

Chapter V

Chapter V

良質のオルタナ
今の主軸のひとつな音だから、聴き易いし分かり易い。ただ、その分飽きも早い感じ。


STEREOPHONICS / Language. Sex. Violence. Other?

Language Sex Violence Other (Reis)

Language Sex Violence Other (Reis)

正統なブリティッシュロックって、アップテンポな曲でもどこかどんよりしてて気が滅入るので聴かない。
つまり間違えて聴いちゃった、と。
その割には良かったけど。その割に。


STORY OF THE YEAR / In The Wake Of Determination

In the Wake of Determination

In the Wake of Determination

ロックの中の色んなジャンルの美味しい部分を混ぜて使ってる感がある。
そんな感じなので主体性が無い感じがして、なんだかすぐ飽きた。


STUTTERFLY / We Are Bled Of Color

& We Are Bled of Color

& We Are Bled of Color

えーと、上のCDと全く同じ感想なので「下に同じ」で良いですか?
どちらがより駄目かというとこっち。


SUGAR RAY / The Best of Sugar Ray

Best of Sugar Ray

Best of Sugar Ray

Sugar Rayは「Falls Apart」しか聴いた事がなく、その曲をいたく気に入ってたので、いずれ他の曲も聴きたいなあと。そんな時にベストが出たので丁度良いやと思ったんだが、このバンド、大元のジャンルなに?
出だしの数曲がポップスで、更にレゲエになったり、名前が同じだけの別ミュージシャンのCDかと思ってしまった。別ジャンルを融合、じゃなくて曲ごとにジャンルが違う感じ。
なのでロック部分しか語りませんが(分からないので)、素敵。これで大半がロックならばなあ。ベストとして考えると、ちと足りない。


SUM 41 / Happy Live Surprise

ハッピー・ライヴ・サプライズ~SUM41ライヴ・ベスト(初回限定盤)(DVD付)

ハッピー・ライヴ・サプライズ~SUM41ライヴ・ベスト(初回限定盤)(DVD付)

DVDは観てない。
まあこんなもんだよなーと。未だに新譜嫌いだし。
メタル色のあるパンクやってれば良いのにメタルもどきになっちゃうから、新旧曲ごちゃ混ぜのライブを聴くと、なんだか変な感じ。旧の方は良い出来だけに、惜しい。
まあなんにしても、SOADのリフをそのままパクってはいけませんよ。


TAPROOT / Blue-Sky Research

Blue Sky Research (Mcup)

Blue Sky Research (Mcup)

本当はこうやってまとめてではなくて、単独でエントリ立てようと思ってたぐらい、実に名盤。
最後までダレる事なくじっくり何度も聴ける、素敵CDですよ。


THE DETROIT COBRAS / Mink Rat or Rabbit/Life, Love and Leaving/Seven Easy Pieces/Baby

Mink Rat Or Rabbit

Mink Rat Or Rabbit

Life Love & Leaving

Life Love & Leaving

Seven Easy Pieces E.P.

Seven Easy Pieces E.P.

Baby

Baby

発売年が古いのも混じってますが。
これも本当は単独のエントリでなんかしたかった。
今年知ったバンドの中で、個人的に一番の大当たりだった。一気に揃えちゃったよ。
ミスドでかかってそうなオールディーズをガレージロックに乗せる、カバーバンド。特にロックが好きでなくても、いやむしろ嫌いでも問題なく楽しく聴けると思う。
こちらで全曲試聴出来るので是非どうぞと薦めたい。


THE BRAVERY

ザ・ブレイヴリー(初回生産限定盤)

ザ・ブレイヴリー(初回生産限定盤)

インダストリアルすら通り越して、ニューウェイヴでテクノ・ダンス系な音だと思うが、それでもしっかりロックなアルバム。The KillersFranz Ferdinand系。
最初はどうかと思ったが、何度か聴いてる内にお気に入り。


THE FIRST TIME / It's on

It's on

It's on

期待せず聴いたらこれが素晴らしいこと。
ただ後半に行くとダレる、というか別バンドみたいになっちゃうのが残念。


THE HELLACOPTERS / Rock & Roll is Dead

ROCK & ROLL IS DEAD

ROCK & ROLL IS DEAD

ロックンロール。
普段はオルタナ系の重い音ばかり聴いてるので、たまにこういった軽い縦ノリを聴くと和む。
音としては古臭いのに、曲調が今風なのが素敵な特徴。


WAKEFIELD / Which Side are You on

Which Side Are You on

Which Side Are You on

多分US本国盤以外はCCCD
良質のパンクロック。だけに海外でもCCCDなのが勿体無いよなあ。無理矢理吸い出したけどさあ。