ニンギョウがニンギョウ / 西尾維新

ニンギョウがニンギョウ (講談社ノベルス)


ええと。
本そのものが薄いノベルスで、雑誌の付録なんかにありそうな小冊子っぽい。150ページもない。高く見積もっても600円だな。
で、それ以外、カバーの役目を果たさない薄っぺらな箱と油紙で900円か。はは。
まあ物を確かめずに注文した私が悪いのですね講談社氏ね。
値段はさて置き。度が過ぎてて置けないけどさ。
文字印刷も昔のソノラマ文庫みたいなかすれの出てる印字で、味はあるかもしれんが読みにくいのだ。


散文詩的な電波文学でシスプリな話。
中身はあってなきもの。言葉遊び。ドグラでマグラ。
面白いかと云われれば詰まらないが、まあ、時々楽しかった、ぐらい。全編通して電波出されても飽きるだけ。
初めに金銭的な話をしたように、金払って読むジャンルじゃないと思う。