ひぐらしのなく頃に解

罪滅し編終了。


あーこれってそういう設定だったんだ。
ある意味推理放棄して正解だったかも、という印象。
物語としては前以上に「解」っぽく、確かに終わりに近付いてる感。
ただ、今回で一気に興味を失くす人も結構居るんじゃないかと思ったり。
個人的には、話は兎も角、最後のガキーン!連発がウザかった。読み物として、あそこまでされると文章を読む意欲が消えます。


以下ネタバレ重度殴り書き



平行世界だかリセットボタンだか知らないけど、1作目からの惨劇の繰り返しが本当に繰り返されていて、以前の悲惨な結末を反省し思考し、ミスを繰り返さないようになる。
確かに小説というよりサウンドノベル、ゲーム。主人公よりもプレイヤー視点での発想。プレイし直してフラグの立て直しだ。
今までの反省点を活かしたものの、気付くのが遅かったから、今回の中途半端な結末に至ったと。更にキーパーソンであり、毎回の結末を完全に把握している梨花が希望を持ったから、真ENDへのフラグ開放ってか。
うーん...でもクリア後のTIPS読むと、結局「大災害」で全員死ぬしなあ。で、本当にUFOエンドかも、とまた有耶無耶に。
しかし梨花の存在が完全に超常系として確定されたため、話としてはどんな無茶も可能な訳で、これで真相が超常寄りだったりしたら目もあてられませんな。
とりあえず、鬼隠し編の多くの謎はKから始まるクールな人の勘違いだった訳で、そんなもの無かったんだ!勘違いだったんだ!と解答出されてもナー。推理物で一人称だとそうなるかー。


しかし今回、本当に色んな解答が出されたが、これを今までの話に重ねてみると、え?大半がピエロ?
そして逆に解答を出された分、選択肢が減って余計分からなくなる部分が。
あと、内容とは関係無いが、園崎母の立ち絵が、あの絶妙な表情を含めてかなり素晴らしく、この人実は絵も凄く上手いんじゃないのかと思ったんだが、その前に出てきたレナのイベント絵に驚愕した後だけに、本当は上手いのか下手なのかさっぱり分からん。