BOOK OF SHADOW: BLAIR WITCH 2

ホラー違う。
サイコサスペンス。でも謎は解明されず。

先に1の簡単な感想。
雰囲気は気持ち悪くて良いんだけど、肝心のストーリーが皆無に近く、眠くてたるい。ちょっと酔いそうなハンディカムの映像が延々と続き、お、盛り上がって来たぞどうなるどうなる？というところで、全てを放棄するかの様な唐突な終わり方。実験映画としては素敵だが、娯楽映画としては最低。

で、2の感想。
前作が好評で舞台となった村にファンが押し寄せ迷惑三昧。主人公達もそのDQN一味で、興味本位で森に行く。んで色々魔女の呪いっぽい酷い目に遭うんだけど、魔女なんて信じてなくて、誰が犯人だと罵り合う。
もうこの時点で2と名打つのはおかしい気が。
オチも無理矢理終わらせた感じで、そこは1っぽい。
怖がらせようという意図も全く無く、ゴスな姉ちゃんとか、ドラッグパーティーとか、サントラのメンバー（asin:B00005HS96）を見てもらえば分かるようなロック映画に。
時間軸の違う映像を間間に混ぜる技法も、元々推理させる気なんてないから、余計に苛々させるだけの代物。
1もアレだけど1のが遥かに面白い、観ると後悔だけが残る映画でした。
B級、C級としても楽しめん。

追記：
1とは別の監督が作ったそうな。
特にホラーというジャンルは、別の人が作れば別の物にしかならないと思う。

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本編終了後の特典映像にある暗号を解くと謎が解明される、と云われた。
な、なんと！
その暗号により、本編の要所要所に心霊が映ってるのに気付きます！

いや......解明されないじゃん...。