シリアルキラー・ファイル チャールズ・マンソン

一部の人には「靴脱げた」人の、ドキュメンタリータッチの映画、じゃないよなこれ。Vシネマ。
虐殺シーンは下手なホラーより胸糞悪い。血が赤い水にしか見えないのはお約束だけどね。
けど、話としてはある程度の予備知識が無いと訳分からないし、ころころと場面転換して集中出来ない。
マンソンに焦点を絞ってる訳でもなく、どっちかと云うと、マンソンファミリーと云うカルト集団をちょっと美化して表現してるだけ。
前半は無駄に裸ばかり、後半が猟奇殺人と逮捕を経ての、ロック聴いてる奴は殺人鬼！な、毎度ながらのオチ。
マンソン役の人は妙に可愛い顔で、そこは何となく良かった。

最初に云った一部の人なら分かる、「シャロン・テートに良く似た娘」のシーンは、本当に似てるだけで、旦那まで一緒に殺されると云うフィクション。
因みに本当の旦那は「戦場のピアニスト」などの監督で、この人はこの人で、少女を強姦し、捕まりそうになると国外逃亡と云う、とんでもない人だったりするんだが。
余談だが、「sharon tate」でイメージ検索するとトップに死体写真が。
これは関係ないけど、「kurt cobain」で検索すると1ページ目に出てきてた、真っ赤にうじゃけた写真はなくなってるみたい。白黒のそれっぽいのはあるけど。

マンソンが作ったアルバムが全曲聴けるサイトがあったんで紹介しようと思ったんだが、今リロードしたら見られなくなってた。削除の瞬間を見たんだろうか。