諸星大二郎
最新刊しか画像が無い。
ちゅわけで大量に借りた諸星大二郎の漫画も8割方読み終わり、調べたところ全単行本中6割ぐらいは読んだっぽい中、このシリーズだけは借りて済ますには惜しく感じ、自分でも買って所持しておきたい思ったので。
女子高生2人組が怪異に巻き込まれるお話。
初めの内は結構真面目なホラー話なのだが、途中から不条理やギャグが混じり始め、そこからが実に面白い。
トワイライトシンドロームとか学校怪談とか伊藤潤二とか、そんな感じ。
登場人物達も魅力的で、中でも「テケリ・リ!」と叫びながら大暴れするクトルーちゃんと、巨大な顔を持つそのお母さんに夢中。
・諸怪志異
こちらは昔の中国を舞台にした、道士先生と弟子の子供が主役の怪異話。
なんらかの逸話や諺の元になりそうな話で面白く、こっちも買わなきゃ! と思いながら読んでいたのだが、3巻の途中からジャンルが変わり、子供だった弟子が青年になって本を守ったり奪われたりの冒険活劇になっちゃったので、それはそれで面白かったんだけれども、まあ、とりあえずいいかなと。