リーンの翼 4,5,6

これ話数が足りなさ過ぎ。
情報を詰め込みすぎてるのに凄いスピードで進むもんだから、お？お？とか思ってる内にもうエンディング。最終話でなにかしら訴える物がある展開になるんだが、それどころじゃないというか。
その怒涛の展開な所為か、最終話に関しては、オーラバトラー戦記や小説版Zガンダムみたく気違いじみた雰囲気になってて、その迫力だけはあるもんだから、焦点が定まらないまま勢いに飲まれたような感。わあ御大っぽい、とは思ったけど。
せめてあと6話は欲しかった。

ロボ好きとしては、ハイパー化してくれたところは嬉しかったんだけど、全体的にあんまり活躍してなかったかなあとか。
特に主人公機なんて、デザインは素敵だってのに、周りをウロチョロしてただけのような印象。知らぬ間に色変わったりしてるし。

ぶつっと切れるようなあのラストは、やっぱり「空から女の子が降ってきていきなり永久の愛をなんて有り得ないから」というメッセージだろうか。
安直なハッピーエンドってのも苦手だし、むしろ好きな部類の終わり方ではあるんだけど、なんとも物悲しい。