サイレントヒル / 山下定


1のgood+ルートを小説にしたもの。
コナミから出てるから、一応公式なんだろう。
ゲームと違い、戦闘や謎解きは控えめ。更に面白味のない文章で、なんだか淡々と話が進む感じ。
ノベライズにはよくあることだと思うが、原作知ってる人には分かることでも、初めて世界観を知る人には意味が分からないことが分からないまま。簡単に異世界を「裏世界」と認識しちゃう主人公は原作知ってても意味が分からなかったが。
ゲームなんてやる気ないけど、でも映画化もしたし話が気になる、って人には魅力が伝わらない気がする。


サイレントヒルは話も面白いが、それ以上に視覚としてのあのデザインが大事なのだなあと思うための本。