ひぐらしのなく頃に解

祭囃し 編クリア。
今回はちょっとだけゲームっぽいのでクリアという言葉が似合う。
以下多分ネタバレ有。


隠しエンドも見たので、これにて完結。
なんだ惨劇を防ぐにはここでフラグ立てとけば良かったのかって隠しですね。
前作でとんでもない展開になって脱力したけど、今回はその展開を上手く利用してて逆に面白くなってた。これまでのシリーズを全部読んできた甲斐のあるというか。
ああそれも伏線だったのか、ってぐらい凄い勢いで色々消化され、今まで役立たずだったキャラが大活躍。これまではなにやっても駄目、無駄、な絶望に包まれた話だったが、大団円ってことでアップテンポでみんなニコニコなジュヴナイルになってる。逆に惨劇起こらないことに違和感持ったり。
首掻き毟って死んじゃうのが趣味の人のネタを含めた大活躍は兎も角、給料いくらだの人がナー。オヤシロさまが実在するのがありなら、人間を超えた戦闘能力もありなのか。目からビーム出せるぞあれは。いや、それぐらい強いからこその格好良さがあったけども。


日本を影で操るような組織が隠されてるのに推理物っぽく宣伝しちゃうのはズルイと思ったけど、娯楽小説だと思えば実に楽しい、ゲームらしさもある作品でした。