夢幻紳士 逢魔篇 / 高橋葉介

夢幻紳士 逢魔篇


ここのところずっと、漫画の感想は一言レス感覚でまとめてお茶を濁していたんですが、この本に関しては、これは!と思ったので単発で。
特別この話のここの部分が如何こうと云うつもりはないのですが。


料亭で酒を飲む夢幻魔実也の前に現れる怪異な現象の数々。
で。
なんちゅうかこの漫画、読んでると絵が動き出すのですよ。
それこそ漫画的表現をするなら、ページを開くと未来っぽい立体映像でアニメーションするというか。
それだけ生き生きと描かれているのだ、と云うだけでは言葉が足りない生き生きさ。
こんな感覚初めて。


しかしこれを「夢幻紳士」としてみると、煙草を吸わない夢幻魔実也に少し不満。
性質の悪さは相変わらずで安心。