ギニーピッグ2 血肉の華

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85年の映画、ってか今で云うVシネマか。
丁度20年前だね。
当時小学生。学校で、近所のビデオレンタル店に殺人ビデオが置いてあるとの噂が流れ、ヘタレだった私も興味はあるので見に行くと、両手を切断されて血塗れになった女の人がベッドに横たわっていると云う、ショッキングなジャケットが。こんなの。(グロ注意)
何故こんな異常なモノが陳列してあるか分からず、当然借りる勇気など無く、表紙見ただけで充分怯えていたのを憶えているが、それを今更観る事になるとは。
今は古いレンタル屋や中古ビデオ屋、あとは海外DVDやオークションじゃないと観る事が出来ないかと。ペド宮崎が原因で発禁。


顔に白粉塗って兜被ったおっさんが、女を拉致してバラバラに解体する話。
そんだけ。
まず薬で眠らせて、手首切って、肩から腕切って、膝から足切って、腹割いて内臓出して、斧で首刎ねて、スプーンで眼球取り出しておしまい。
日野日出志監督なのが一番恐ろしい。


ぼーっと見てるだけだと、本物のスナッフビデオか!? と驚くところだが、よく見りゃ当然インチキ。肌がゴム製にしか見えない。宇宙人解剖ビデオと変わらないね。しかしそれを20年前にやってるところが凄いと云えば凄い。
素人物と云う名の女優物AVに出てくる様な微妙な顔した女優の、薬打たれてラリった時のヨリ目とか、内臓を引き摺り出されて口から大量の血を吐いたりとか、妙に生々しくて嫌。


一度は観るべきかもしれないけど、好んで何度も観るようなもんじゃない、そんな映画でした。