幕末遊撃隊 / 池波正太郎

幕末遊撃隊 (集英社文庫 い 8-2)


江戸末期の幕臣、伊庭八郎秀穎のお話。
あまり狙ってないというか、前面に押し出していない男らしさが熱くて格好良かったなあ。佐幕の剣士って時点で泣けるオチなのも分かってたりして余計に。
あとやっぱり官軍を敵とした表現のほうが歴史小説的にはしっくり来ると思った。勝てば官軍丸出しで素敵。


なんだか久し振りに幕末スイッチが入った気分なので、また色々読みたくなってきた。
とりあえず積読の山を漁ったら、高杉晋作芹沢鴨佐々木只三郎辺りが出てきた。