三国志 十一の巻 鬼宿の星 / 北方謙三

三国志〈11の巻〉鬼宿の星 (時代小説文庫)


夷陵の戦いとか劉備の死とかその辺。
これで初期キャラは趙雲ぐらいであとは全滅。
ストーリーも、国盗りよりも政治がメインになってきて完全に興味を失うんだけれども、あと2冊。
そんな読者を飽きさせない為って訳では全然無いだろうけど、なんだか司馬懿のエピソードが訳分からなくて面白い。
性欲をもてあますので常に女は3人必要だとか、中でも昼間は大人しいけどベッドの中では激しい女がお気に入りだとか、その女に足で顔を踏まれたり罵声を浴びせられたりして新しい自分を見付けただとか、そんな女を失ったらもっと興奮するに違いないと首を刎ねたら虚しさだけが残っただとか。
首が真後ろまで回る、なんて逸話を無視してそっちか。