DEER WOMAN

ジョン・ランディス監督の、マスターズオブホラーの一編。
この監督の他の作品は、「トワイライトゾーン」とか。なんちゅうか、監督本人より宇宙家族カールビンソンに出てきた同名の監督(パロディ)のイメージが強くて。


怪奇鹿女! を追う、過去の事件の所為で除け者にされてる刑事のお話。
ホラーとコメディは紙一重であることを表現してるのか、全編通してかなりコミカルに描かれていて、マスターズオブコメディに出しても良いんじゃないかと思える素敵作品。
怪奇鹿女は男を誘惑して二人っきりになったところで蹴り殺してミンチにしちゃうのだが、美人女将の宿とは違い、確かにこんな笑顔見せられたらほいほい付いてっちゃうよなあと思える納得の美女。その笑顔と、襲い掛かるときの無表情さのギャップがこれまた秀逸。
今のところ、シリーズ中で一番好きな作品。