ゾンビの帰郷。
ジョー・ダンテ監督の、マスターズオブホラーの一編。
この監督の他の作品は、「グレムリン」とか。モグワイ。
戦死した兵士達が、ある日突然ゾンビとして蘇る。何故蘇ったのか。それは戦地に赴き自国に大義が無いことを知ったため、次の大統領選挙で反戦派に清き一票を入れるためなのだ、というお話。
なので別に人を襲わないし、だからねずみ算的にゾンビが増えることもない、ホラーってより政治ドラマ。
これを反戦作品として考えれば簡単なんだけど、全然ゾンビである必要のないところでゾンビにしちゃう下らなさを楽しむほうが、多分正解。
このしょーもないシチュエーションに思わず頬が緩んでしまう。
