LINKIN PARK / Minutes to Midnight

ミニッツ・トゥ・ミッドナイト


3rd。


流行りの音ってのが一気に変わった所為か、色んなバンドが大幅に方向性を変え、なんだかどれも中途半端や劣化ばかりで残念な新譜が続いてるけど、これもまた。ボーナストラックの「Faint」が浮いてて切なくなってくる。
1stから2ndのときは殆ど変化無かったけど、このバンドにしか出せない音だったってのに、3rdで急激に変化したかと思ったら、よくある普通のロックに。シングル曲を先行で聴いたときに嫌な予感がしたけど、まさかここまでとは。アルバムとしては(特に後半とか)決して悪くないんだけど、別にリンキンである必要もないような。
「らしさ」って意味では4曲目の「Bleed It Out」ぐらいだろうか。
8曲目の「No More Sorrow」は、どっかで聴いたことある音だしなあ。人生には楽もあれば苦もあるみたいな。
このバンドもういいやとまでは思わなかったが、4thに期待する気は、今のところないなぁ。こういうパターンってそのまま解散する可能性もあるけど。


しかし一気に方向性を変えて化けたバンドって、今のとこGreen Dayぐらいじゃなかろうか。