WILD ARMS the 4th Detonator

ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター(通常版)



クリア。
話が短い。というより、行動の自由が少なく、どんどん背を押されてる内に、うっかりラストまで来させられたような。
横道も殆ど無かったし。パズルボックスも無いしABYSSも無いしアウトフィールドすら無いし。空飛ぶ乗り物をゲットして無駄にそこら中をウロウロするという、RPG一番の楽しみが無いのは悲しい。
4というより価格を抑えた外伝って感じ。実際には(ベスト化として以外)抑えられてないけれども。
メインの謎解きの方も、これまでみたいなパズルではなく、タイミング良く飛んだり跳ねたり、マリオっぽいものに。これはシリーズを続けてプレイしてるので新鮮で良かったんだが、苦手で困る。そこまで難しくもないが、あんまりしたくない操作だったのだ。
戦闘の方は、これまでのような良くあるRPGなシステムから一新、HEX戦に。
7マスの枠の中で敵と味方に別れ、敵の枠には味方は入れず味方も敵の枠には入れず、接近攻撃なら隣接して、というSLGみたいなシステム。攻撃対象が敵そのものではなくHEXなので、通常攻撃でも、狙ったHEXに敵が沢山居れば全体攻撃みたくなるという、なかなか面白いシステムで、謎解きよりもこっちに夢中。


ストーリーは、これまで通り子供向けな分かり易いお話なのだが、「子供」と「大人」を極端に表現しようとしたのか、辻褄が合わないわけじゃないけどしっくり来ないというか不自然というか話の前後がおかしいというか腑に落ちない、えーとつまり、打ち切られそうなのになかなかその時が来ないジャンプ漫画のような、どうしたいのか分からない話に。
そんな中で、銃を撃った反動を利用して空を飛ぶとか面白いことされても、それは「大人」じゃなくて「変態」だよなあとかなんとか。


3とFをやって、主人公達よりも敵や脇役が素敵と思ったが、今回の敵は出たと思ったらすぐリタイヤで、何か思う前に居なくなるので良し悪しも分からず。
しかし仲間の1人に、ツインテールでリボンでロングコートな女大剣使いが居たので幸せは全てこの娘に。


この勢いで次は5を。